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2026.04.15

リハビリZONE岐阜が取り組む「速筋アプローチ」について

リハビリZONE岐阜が取り組む
“速筋アプローチ”について

入院リハビリを終えたのに、歩くたびに疲れる。力は入っているはずなのに、前に進む感じがしない。
そんなお悩みを抱えていませんか?
その原因は「筋力不足」ではないかもしれません。
今回は、リハビリZONE岐阜が取り組む「速筋アプローチ」についてご紹介します。

そもそも「速筋」「遅筋」って何?

筋肉には大きく分けて2種類の線維があります。それぞれの役割を、魚に例えてご説明します。

🐟 マグロ(赤身)
遅筋(赤筋)
 姿勢を保ったり、長時間動き続けたりするための筋肉。疲れにくく持久力に優れています。生活の基礎となる、なくてはならない筋肉です。
 
 
🐠 タイ・ヒラメ(白身)
速筋(白筋)
 素早く動く・瞬発力を出すための筋肉。「動きにキレを出す」「スムーズに動く」を実現するために不可欠な筋肉です。
 
 
入院リハビリでは主に遅筋を使った「安定・持久」の練習が中心になります。

これはとても重要です。
ただ、「もっとスムーズに動きたい」「キレよく動きたい」と願うなら、速筋への働きかけが必要になってきます。

速筋アプローチは歩行だけの話ではありません!
 

「速筋アプローチ=歩行のリハビリ」というイメージを持たれる方もいますが、実はそうではありません。
加齢とともに速筋は減少し、遅筋が優位になっていきます。
この変化が「筋肉の収縮の遅延」を引き起こし、さまざまな場面で痛みや不具合として現れます。

 

 事例 01
膝の痛み

加齢による速筋の減少で遅筋が優位になると、筋肉の収縮にわずかな遅延が生じます。この遅延が、歩行や動作のたびに膝関節へ余分な負担をかけ、慢性的な痛みの原因になることがあります。

 事例 02
急に立ち上がろうとしたときの腰の痛み

じっと座っている状態から急に立ち上がろうとすると、体幹や腰まわりの速筋が素早く反応できず、収縮の遅延が起きます。この瞬間に腰椎や周辺組織に過剰な負荷がかかり、「ギクッ」とした痛みが発生します。

痛みの原因が「筋力不足」ではなく「収縮の遅延」にある場合、速筋アプローチはとても有効な手段になります。

入院リハビリだけでは足りないこと

入院中のリハビリはとても大切です。
「ゆっくり・確実に・安定して」動く練習を積み重ねることで、安全に退院できる土台をつくります。

しかし、そのままにしておくと——

「動けるけど、重い・遅い・疲れやすい」という状態で止まってしまうことが多いのです。

退院後の生活に「キレのある動き」を取り戻したいなら、もう一段階のアプローチが必要です。

速筋アプローチの3つの要素

速筋アプローチとは、「筋力をつける」のではなく、筋肉の”出力の仕方”を変えることに特化したリハビリです。
私たちが特に注目しているのは、以下の3つの要素です。

POINT 01

スピード

無理に速く動かすのではなく、「今出せる中での最速」を引き出します。この刺激が速筋線維を活性化させます。

POINT 02

タイミング

力を”出す瞬間”がズレていると、どんなに力があっても推進力や安定性になりません。「どの瞬間に踏み込むか」「いつ蹴り出すか」——力を使うタイミングを整えることで、動きにキレが生まれます。

POINT 03

リズム

一歩一歩がバラバラだと動きは重くなります。連続した動きの流れ(リズム)をつくることで、スムーズでキレのある動作が実現します。

これらの要素に働きかけることで、「頑張って動く」から「自然にキレよく動く」への変化が起きてきます。

症例紹介

 術後7年、歩行が大きく変わったケース

患者さんの背景

脊柱管狭窄症の手術から約7年が経過した方。手術後から「足に力が入らない」「蹴り出す感覚がない」「歩いていても推進力がない」という状態が続いていました。
ご本人の希望は——「以前のように、楽にさっさと歩きたい」というシンプルなものでした。

介入内容(速筋アプローチ)

  • 蹴り出すタイミングの再学習
  • 足部〜下腿の素早い収縮の誘導
  • リズムを使った歩行練習

「力を出す」ではなく「力をどう使うか」に焦点を当てました。

 約6回での変化

介入前

  • 蹴り出す感覚がない
  • 歩行が重く遅い
  • つま先立ちが困難
  • 術後7年間変化なし

 

介入後

  • 蹴り出す感覚を再獲得
  • 歩行スピードが大幅改善
  • つま先立ちが可能に
  • 床を「キュッキュッ」と鳴らすほどの蹴り出し

 

 「ここまで変わると思っていなかった」ご本人の言葉
なぜ長期経過でも変化が出るのか?

「もう何年も経つから、今さら変わらないだろう」と思われている方は少なくありません。
でも、多くのケースで問題になっているのは筋力そのものではなく、「使い方」と「タイミング」のズレです。

速筋アプローチでは、筋肉の出力の仕方を変えることで、これまで変わらなかった動きに変化をもたらします。
さらに重要なのが、「感覚」と「動き」を一致させることです。

「蹴っているつもり、でも蹴れていない」
このズレを修正することで、「できている感覚」が生まれ、動きの安定性と再現性が高まります。

この取り組みで起きる変化

  • 動き出しが速くなる
  • 切り返しがスムーズになる
  • 同じ距離でも疲れにくくなる
  • 周りから見ても自然な動き方に近づく

注意点

|土台なしには行いません

速筋アプローチは「とにかく速く動かす」ものではありません。
土台のない状態で行うと、動きの崩れや痙縮の悪化につながるリスクがあります。
「どの段階で行うか」の判断がもっとも重要です。
当施設では、お一人おひとりの状態を丁寧に評価した上で介入のタイミングを判断しています。

リハビリZONE岐阜が大切にしていること

私たちは「できることを増やす」だけでなく、「動きの質を変える」ことにこだわっています。

同じ歩行距離でも疲れにくい体に。転倒しにくい体に。そして、ご本人も周囲の方も「変わった」と実感できる動きへ。

「歩けるか」ではなく「どう歩くか」——この視点でリハビリに向き合っています。

「動きにキレを出したい」方へ

長期経過でも、術後でも、諦めなくて大丈夫です。
まずはお気軽にご相談ください。

リハビリZONE岐阜では、『今よりもっと楽しい未来へ』を合言葉に、最先端の機器と専門的な技術・知識を駆使してあなたの回復を最大限サポートいたします。
リハビリは 「できることを増やし、次の目標に向かう挑戦の連続」 でもあります。私たちは、利用者様が 「もう変わらない」「限界かな」 と諦めるのではなく、「もっと良くなる」 という前向きな気持ちでリハビリに取り組めるよう、全力でサポートしていきます。
是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。

お問い合わせ先
058-201-1356

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月-土 10:00-18:00

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