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利用者の声

2026.04.11

3つの病院でも改善の兆しがみえなかった小脳梗塞|振戦・複視が改善しテニス復帰まで回復した症例

【改善事例】
振戦・複視・歩行障害が改善し“趣味復帰”まで至った症例

基本情報

50代女性/小脳梗塞(発症後3か月で来院)

来院までの経緯

発症後、診断確定までに時間を要し、

3つの医療機関にてそれぞれ約2週間ずつリハビリを実施。

さらに当施設以外の自費リハビリ施設も体験されましたが、

ご本人としては「良くなる実感が持てない」状態が続いていました。

  • 「どこに行っても変わらない」
  • 「もう良くならないのではないか」

といった不安や諦めの気持ちが強く、

身体面だけでなく心理面の落ち込みも顕著な状態でした。

そのような中、当施設の体験リハビリを受けていただき、

他施設との違いと身体の変化の手応えを感じていただいたことがきっかけとなり、継続的なリハビリを開始されました。

初期評価(初回時の状態)

運動機能

  • 右上下肢に振戦を認め、ペンの把持や書字が困難
  • 力のコントロールが難しく、細かい動作が不安定
  • 瞬発的に身体を動かすことが困難

歩行能力

  • 歩行はぎこちなく、スピードは著しく低下
  • 推進力が乏しく、階段昇降は困難

視覚機能

  • 左動眼神経麻痺により、眼球は外転位で固定
  • 随意的な眼球運動はほぼ不可能
  • 複視の影響で距離感の把握が困難

心理面・生活面

  • 自信喪失により外出を控える状態
  • 「何も楽しくない」と意欲低下が著明

リハビリの視点

本症例では、

  • 小脳由来の運動の協調性低下(振戦)
  • 視覚入力の問題(複視・眼球運動障害)
  • それに伴う運動制御の破綻
  • さらに心理的要因による活動制限

といった、複数の問題が相互に影響し合っている状態でした。

そのため当施設では、単なる筋力練習ではなく、

  • 感覚入力の再構築
  • 速筋アプローチ
  • 視覚と運動の統合
  • 課題指向型の動作練習

を組み合わせながら、「実際の生活動作の中で再獲得する」ことを重視して介入を行いました。

介入経過(週2回 × 約2か月)

歩行・移動能力

  • 階段昇降:手すりなしで可能に改善
  • 歩行:ぎこちなさが消失し、速度・歩容ともに大幅改善

ご家族からも

「発症前とほとんど変わらない歩き方になってきた」

との評価をいただきました。

上肢機能

  • 振戦はほぼ消失
  • ペンの把持が安定し、書字が可能に

さらに、

  • 筆ペンで強弱をつけた書字が可能となり、

    より繊細な運動コントロールの回復が認められました。
  • 加えて、書字スピードも向上し、実用的な動作としての改善が認められました。

 

リハビリ開始1か月後 ↓

リハビリ開始2カ月後↓

視覚機能(眼球運動)

  • 単眼では全可動域での運動が可能に改善
  • 両眼での協調運動も徐々に改善

これにより、

距離感のズレや見えづらさが軽減し、動作全体の安定性向上につながりました。

生活レベルでの変化

趣味活動の再開(テニス)

もともとテニスをされていた方であり、

当施設のスポーツリハビリ環境を活用しながら段階的に復帰。

初期は、

  • 複視の影響で距離感が合わず空振りが多い
  • 筋力低下により弱い打球

といった状態でしたが、

現在では、

  • 空振りは消失し、正確なインパクトが可能に
  • 強い打球やスライスなど、繊細なコントロールを伴う動作も練習中

心理面・生活の変化

  • 表情や発言が明るくなり、意欲が回復
  • 外出への抵抗が軽減

ご家族からは、

「気持ちが前向きになってきた」

との声をいただいています。

そして現在は、

大好きだった旅行にも再び行けるようになりました

まとめ(本症例のポイント)

  • 3病院+他自費リハでも改善が乏しかった症例
  • 小脳症状(振戦)+視覚障害(複視)という複合的課題
  • 運動・視覚・認知を統合したアプローチにより改善
  • 機能回復だけでなく、趣味・社会参加レベルまで再獲得

医療従事者の方へ

本症例のように、

  • 振戦や協調性障害が強いケース
  • 眼球運動障害や複視を伴うケース
  • 複数の施設で改善が乏しかったケース

においても、

評価とアプローチの視点を変えることで変化が生まれる可能性があります。

「これ以上の改善は難しい」と感じる患者様に対して、

もう一度変化の可能性を探る場としてご活用いただければ幸いです。

リハビリZONE岐阜では、『今よりもっと楽しい未来へ』を合言葉に、最先端の機器と専門的な技術・知識を駆使してあなたの回復を最大限サポートいたします。
リハビリは 「できることを増やし、次の目標に向かう挑戦の連続」 でもあります。私たちは、利用者様が 「もう変わらない」「限界かな」 と諦めるのではなく、「もっと良くなる」 という前向きな気持ちでリハビリに取り組めるよう、全力でサポートしていきます。
是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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