利用者の声
2024.07.04
【脊髄炎後遺症】麻痺に負けず自分の手で食事したい <0057>
リハビリZONE岐阜でリハビリ体験プログラムを受けていただいた方の事例をご紹介します。
20代 女性
▶︎ 脊髄炎後の四肢麻痺
▶︎ 生活の自立を目指して自費リハビリ!
ーお悩みー
約10年前に、脊髄に炎症が起こってしまう、脊髄炎という病気になられました。(原因は、感染症・薬剤・ワクチン接種・自己免疫疾患など色々とあるようです) 脊髄炎の後遺症として、四肢の麻痺が残ってしまいました。麻痺を改善すべく、リハビリ施設でリハビリを続けることで、手足に少しずつ力が入るようになりましたが完全には回復せず、起き上がりや立ち上がりの動作は介助が必要でした。ご自分で歩くことは困難で、電動車椅子での移動を余儀なくされていました。最近の一番のお悩みは、手に力が入り辛いためお箸やスプーンを使った食事動作が完全に自立しないことでした。
ーリハビリZONEとの出会いー
Instagramでの広告をご覧になって体験リハビリをお申し込みいただきました。保険を使用しない自費リハビリというサービスがあることは、それまでご存知なかったそうです。
ーリハビリの内容ー
<評価>
麻痺のために手足にうまく力が入らない状態でした。自力で立った状態を保持することが難しく、下肢には装具をつけ、セラピストが保持した状態でならなんとか立位姿勢を保持できました。ベッド上で横になった時の寝返り動作はなんとかご自身で行えましたが、ベッドからの起き上がり動作は、体幹や上肢の筋力が弱く介助を要する状態でした。
<リハビリ>
最終的な目標は手を使えるようになって食事が自立することですが、まずは基本的な部分である、寝返りや起き上がり動作が改善するように施術を行いました。このあたりはボイタ法での施術が得意とする部分で、zoneを刺激していくことで寝返り、起き上がりなどの移動運動に必要な体幹の筋肉の機能を呼び起こしていきます。それらの動作ができるようになってきたことを確認し、次に寝返り動作におけるポイントを指導したり、立ち上がりや立位を保持して重心をコントロールする練習を行ないました。最後に、HALを肘に装着し、繰り返し屈伸運動の練習をすることで、食事動作に関与する上肢の動きを訓練していきました。
HALでの訓練の様子↓
ーリハビリの結果ー
ボイタ法での施術により、寝返り動作などの起居動作と呼ばれる動きがスムーズになりました。ご利用者様の目標であった上肢の動きに関しても、HALでのトレーニングを行った後にご自身で肘を動かしてみると、リハビリ前よりも肘の曲げ伸ばしが行いやすくなったという感想をいただきました。リハビリを続けていくことで改善しそうという期待感をお持ちいただくことができ、おすすめプランをご契約いただきました。今後リハビリを継続していくことで、立ち上がりや移乗、立位保持といった動作の改善がみられていくことが期待できそうです!
ーまとめー
今回の体験者様は、脊髄炎による麻痺の影響から手に力が入りにくいだけでなく、手をうまく使うために必要な肘の曲げ伸ばしも行いにくい、というお悩みがありました。そのため、上肢の動きを改善することを目的として、HAL肘関節タイプを装着し肘の曲げ伸ばしの運動を繰り返し行いました。HALは、手を動すという動作をしようとする際に、脳から筋肉への信号を感知することで実際の動きをサポートをしてくれます。このことにより、自分の意思に基づいて自然な動きを行うことができます。肘を曲げようとする意志をもって動かすと、わずかな力でも、HALによるサポートを受けてスムーズに曲げ伸ばしを行うことが可能です。HALを体験してみたい方は一度ご連絡ください。
リハビリZONE岐阜では、『リハビリで笑顔を再生!!』を合言葉に、ボイタ法による施術とHAL®︎を用いた機能訓練を中心とした自費リハビリを行っております。これまでにリハビリで思うような結果が出ず諦めていた方、現在身体のことでお悩みのある方、もっとリハビリをしたいとお考えの方など、様々なニーズにお応えするための手段を多数ご用意しております。是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。
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