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2026.08.29

リハビリZONE岐阜×岐阜清流病院×養老整形外科クリニック 合同勉強会レポート

リハビリZONE岐阜×岐阜清流病院×養老整形外科クリニック 合同勉強会レポートこんにちは!理学療法士の松田裕之です!

今回は、令和8年8月6日(木)に開催された第5回合同勉強会
『現場のリアルから学ぶ』
~野球肩へのアプローチと明日から使える臨床のヒント~

についての研修報告をお届けします。この勉強会は、岐阜清流病院養老整形外科クリニック、私たちリハビリZONE岐阜が共同で開催し、介護老人保健施設 巣南リハビリセンターを会場に行われました。

今回のテーマは「現場のリアルから学ぶ」ということで、日々の臨床現場で直面するリアルな課題に焦点を当て、2つの症例を通じて実践的なディスカッションを行いました。他施設の先生方と意見を交わすことで、普段の自分たちだけでは気づけない新たな視点やアプローチ方法を学ぶことができ、非常に有意義な時間となりました。

リハビリZONE岐阜×岐阜清流病院×養老整形外科クリニック 合同勉強会レポート

症例検討①:多角的な臨床推論の構築

前半のセッションでは、「こんな時どうする?多角的な臨床推論へ」と題して、日々の臨床における評価指標の選定や仮説検証のプロセスについて検討しました。

臨床現場では、「どのような評価指標を用い、どう仮説検証を組み立てていくべきか」と悩む場面が多々あります。今回のディスカッションでは、参加者の皆様と多様な視点を交えながら、臨床推論のプロセスを深く共有しました。他のセラピストがどのような視点で評価しているのか、行き詰まった時にどうアプローチを展開しているのかを知ることは、自身の臨床スキルをアップデートする上で非常に重要です。このセッションを通じて、多角的な視点で臨床推論を展開する重要性を改めて実感しました。

症例検討②:投球障害に対する評価とアプローチ

後半のセッションでは、スポーツ整形外科や外来リハビリにおいて頻繁に遭遇する「野球肩」をテーマに、投球障害における評価とアプローチについて検討しました。

野球肩のリハビリテーションにおいて、局所の安静やストレッチだけでは痛みが再発してしまうケースに悩んだ経験があるセラピストは多いのではないでしょうか。本症例では、投球動作における患部へのメカニカルストレス(構造的・力学的負荷)をどう捉えるかを中心に議論が行われました。

局所の消炎鎮痛やストレッチにとどまらず、動作全体のバイオメカニクスを詳細に評価した上で、再発防止を見据えた根本的なアプローチを展開することの重要性が示されました。特に、投球動作という複雑な連鎖運動の中で、どの部分に過剰な負荷がかかっているのかを見極める視点は、明日からの臨床にすぐに活かせる実践的なヒントとなりました。

リハビリZONE岐阜×岐阜清流病院×養老整形外科クリニック 合同勉強会レポート

今後の展望とまとめ

今回の合同勉強会では、実際の症例を題材としたグループディスカッションや質疑応答が非常に充実しており、臨床における課題解決に向けた具体的な知見を深く得ることができました。経験年数に関わらず、ざっくばらんにディスカッションできる雰囲気が作られており、参加者全員にとって有意義な時間となったと感じています。

特に肩関節疾患に対する評価・アプローチに関しては、主催・参加双方の施設において今後一層需要が高まることが予想されます。患者様や利用者様の増加が見込まれる中、本分野における最新の知見とスキルを継続的に身につけていくことの重要性を再認識しました。

今後は、本研修で得た臨床推論のプロセスやメカニカルストレスへの着眼点を日々のリハビリテーション業務に還元し、地域の皆様により質の高いケアと治療を提供できるよう努めてまいります。

リハビリZONE岐阜×岐阜清流病院×養老整形外科クリニック 合同勉強会レポート

よくある質問(Q&A)

Q:臨床推論とは具体的にどのようなプロセスですか?

A:臨床推論とは、患者様の症状や評価結果から原因を予測し、適切な治療方針を決定するまでの思考プロセスのことです。複数の仮説を立て、それを検証していくことで、より正確なアプローチが可能になります。

Q:野球肩の再発を防ぐためには何が重要ですか?

A:痛みの出ている部分の治療だけでなく、投球動作全体のバイオメカニクス(身体の動きの力学)を評価し、患部に過剰な負荷(メカニカルストレス)がかかっている根本的な原因を改善することが重要です。

Q:バイオメカニクスとは何ですか?

A:バイオメカニクスとは、生物の構造や運動を力学的に探求する学問です。リハビリテーションにおいては、人間の身体の動きを物理的な法則に基づいて分析し、効率的で負担の少ない動作を獲得するために用いられます。

Q:メカニカルストレスとはどのようなものですか?

A:メカニカルストレスとは、身体の組織(筋肉、関節、靭帯など)にかかる物理的な負荷のことです。特定の部位に過剰なメカニカルストレスがかかり続けると、痛みや障害の原因となります。

Q:合同勉強会に参加するメリットは何ですか?

A:他施設のセラピストと意見交換を行うことで、自分たちだけでは気づけない新たな視点やアプローチ方法を学ぶことができます。また、地域の医療・介護ネットワークの強化にもつながります。

この記事を書いた人松田 裕之 (まつだ ひろゆき)

【 資 格 】
・理学療法士、介護福祉士
・認定理学療法士(運動器)
・三学会合同呼吸療法認定士
・ロコモコーディネーター

医療・福祉の現場で、基本動作、歩行、日常生活動作(食事・着替え・移動など)の改善を支えるリハビリテーションに携わっています。介護福祉士の視点を生かし治療や運動だけでなく、その方らしい暮らしやご家族の支援まで見据えることを大切にしています。

リハビリZONE岐阜では、『今よりもっと楽しい未来へ』を合言葉に、最先端の機器と専門的な技術・知識を駆使してあなたの回復を最大限サポートいたします。
リハビリは 「できることを増やし、次の目標に向かう挑戦の連続」 でもあります。私たちは、利用者様が 「もう変わらない」「限界かな」 と諦めるのではなく、「もっと良くなる」 という前向きな気持ちでリハビリに取り組めるよう、全力でサポートしていきます。
是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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