ボイタ法で全身の倦怠感がとれて眠りの質が改善した！(Case 0009)

~事例紹介~
当施設で実際にリハビリをされたご利用者様の声をご紹介します。

Case.0009(アンケート)

リハビリ前について

リハビリ前のエピソード

持病の発症をきっかけに全身の不調・倦怠感が持続しており、首や肩、腰、膝など全身各所の痛みで悩んでおられました。また、夜間にも症状が強く、痛みのために眠りが浅い、夜中に目が覚めるなどの症状がありました。リハビリZONE岐阜の存在は、知人を通して知っていただき、体験リハビリにこられました。
体験リハビリを受けた後の日常生活を通じて身体の変化を感じていただくことができ、契約をご決断されました。一般リハビリのライトプランで約1ヶ月にわたり計5回のリハビリを受けていただきました。

自費リハビリに対するイメージ

今回リハビリをするまで『自費リハビリ』というものの存在をご存知なかったとのことでした。(職員一同、自費リハビリの普及にむけて頑張らねば！と痛感しました…)

リハビリ前の自覚症状

▶︎ 全身の倦怠感
▶︎ 首・腰・膝の痛みがある
▶︎ 時々、手首が痛くなることもある
▶︎ 夜なかなか眠ることができない

もともとお持ちのご病気の後遺症の影響もあり、からだ全体の不調を訴えておられました。

リハビリ前の療法士の評価

全体の印象としては、身体の軸(体幹)が右に傾いてしまい、脊柱は頚椎〜胸椎にかけて左に回旋していました。軸の傾きや回旋の結果として右の肩が前に出てきてしまい、崩れたバランスをとる(代償といいます)ために下肢にも捻れが生じていました。内股になり、膝が下肢の中心軸から外れてしまっていることで、下肢にしっかりと体重をかけることができない状態でした。このように全身の「ズレ」が生じていることで全身各所の痛みが生じてしまい、体幹と四肢(手足)の機能的なつながりが弱くなっていました。

(左)施術前、(右)施術後

実施したリハビリ内容

▶︎ ボイタ法により、姿勢のバランスを改善
▶︎ 筋活動量を増やし、全身の血流を改善することで睡眠の質を改善

今回の方のように、身体の「部分的なズレ」が積み重なることで歯車が噛み合わなくなり、全身の痛みを生じてしまうのです。ひとつひとつの問題は小さいようにみえても、負の連鎖により身体症状は大きく・強く出ることがあります。

ボイタ法は全身のバランスが崩れた人にはとても効果的です。ボイタ法におけるZONEを刺激することで反射性移動運動を生じさせ、「噛み合っていない歯車をひとつずつ丁寧に戻していく」という作業を繰り返していきます。

リハビリ後について

自覚できた改善効果

▶︎ よく眠れるようになった！
▶︎ 姿勢が良くなり首、腰、膝の痛みが緩和した！！
▶︎ 片足で立った時のバランスが改善し立てるようになった！！！

(左) 施術前　　　(右) 施術後

ご感想

リハビリをすることで、全身各所の痛みは軽減しました。まだ、ゴルフをした時に右膝の内側に痛みが残っていますが、リハビリ開始前と比べれば夜も眠れるようになり改善したことを実感しています。自宅が遠方のため、定期的に通うのが難しく、孫の世話が忙しくなってきてしまったので一旦リハビリを卒業します。また調子が悪くなってしまった時に自分のための時間がとれたら通いたいと思います。

担当療法士のコメント

遠方より通っていただきありがとうございました。5回という限られた回数の中でしたが、お身体の調子が整い、睡眠の状態も改善されたということで良かったです。お疲れ様でした！