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脳卒中のこと

2026.01.26

【理学療法士が解説】脳出血からの回復を目指す人のための基礎知識

サムネ再作成依頼【理学療法士が解説】脳出血からの回復を目指す人のための基礎知識

脳出血脳梗塞は、ある日突然発症し、これまで当たり前にできていた生活を大きく変えてしまいます。脳卒中発症後には、片麻痺やしびれ、言葉の障害、高次脳機能障害など、さまざまな後遺症が残ることがあります。

「もう元の生活には戻れないのではないか」
「この先、どこまで回復できるのか」

と不安を抱える方も少なくありません。しかし、脳卒中後の回復は、発症直後の治療だけで決まるものではありません。正しいリハビリを、適切な時期に、根気強く続けることによって、生活機能や生活の質を大きく改善できる可能性は十分にあります。

本記事では、脳出血を中心に、脳梗塞との違い、回復の過程、片麻痺に対するリハビリの考え方、自費リハビリという選択肢、在宅での関わり方、そして再発予防までを、専門的かつ分かりやすく解説します。今後のリハビリの方向性を考えるための「道しるべ」としてお読みください。

脳出血とは?脳梗塞との違いと基礎知識

脳卒中には大きく分けて、脳出血脳梗塞があります。脳出血は、脳内の血管が破れて出血し、その血液が脳組織を圧迫・損傷することで症状が現れます。一方、脳梗塞は血管が詰まり、脳に血液や酸素が届かなくなることで脳細胞が障害される病気です。

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発症の仕組みは異なりますが、どちらも後遺症として片麻痺を残すことが多く、その後のリハビリが生活の自立度を大きく左右します。特に脳出血では、出血量や部位によって症状の重さが大きく異なり、急激な頭痛や嘔吐、意識障害を伴うケースも少なくありません。早期に画像診断を行い、適切な治療とリハビリにつなげることが回復への第一歩となります。

脳出血の原因と高血圧との関係

脳出血の最大の原因は高血圧です。血圧が高い状態が長期間続くと、脳の血管壁には常に強い負担がかかり、次第にもろくなっていきます。その結果、ある日突然、血管が破れて出血を起こします。

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さらに、喫煙や過度な飲酒、肥満、慢性的なストレス、運動不足といった生活習慣も血圧を上げやすく、脳出血のリスクを高めます。また、動脈瘤などの血管異常や、血液を固まりにくくする薬の使用も原因となることがあります。日頃から血圧管理を意識し、医師と情報を共有することが、発症や再発を防ぐうえで欠かせません。

出血部位によって異なる症状

脳出血は、出血が起こった部位によって症状が大きく変わります。被殻や内包付近の出血では、手足の動きを司る神経が障害されやすく、片側の手足が動かしにくくなる片麻痺が目立ちます。視床の出血では感覚障害や強い痛みが残ることがあり、小脳出血ではふらつきやバランス障害が前面に出ます。脳幹出血の場合は、呼吸や意識など生命維持に関わる症状が現れることもあります。

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被殻出血は運動に関わる神経繊維が多く通る場所で、片麻痺が目立ちやすい特徴があります。一方の視床出血では強い感覚障害や慢性的な痛みが生じる場合もあり、高齢者に多いという特徴があります。小脳や脳幹の出血は、バランス障害や呼吸機能の低下といった重要な生命維持機能に直結する重篤な症状を引き起こすリスクが高いとされています。早期の治療と検査がとくに重要です。

片麻痺は、脳出血や脳梗塞後に最も多くみられる後遺症であり、リハビリの質と継続が、その後の生活を大きく左右します。

被殻出血

被殻出血は、高血圧性脳出血のなかでも比較的多くみられるタイプです。ここは運動や感覚を司る神経線維が通っているため、片側の手足に麻痺が出やすいのが特徴です。

初期症状として、突然の片麻痺やろれつが回りにくくなるなどの変化が見られることがあります。発見が早いほど治療やリハビリがスムーズに進められる可能性が高まります。被殻出血の後遺症はリハビリ次第で大きく改善する可能性があります。早期に適切なリハビリを始め、定期的に専門家の評価を受けることが重要です。

視床出血

視床は感覚情報を大脳に中継する重要な部位であり、ここに出血が起こると強い感覚障害が生じやすくなります。触覚や痛覚が正常に伝わりにくくなるため、日常生活のあらゆる場面で不便さを感じることが増えます。

とくに慢性的な痛みとなる「視床痛」が問題となり、痛みをコントロールしにくいケースも少なくありません。医師やリハビリ専門職と連携し、痛みと付き合いながら機能回復を図る工夫が必要です。

高齢者に多いとされる視床出血ですが、適切な血圧管理や合併症対策により予防は可能です。すでに出血が起こった場合でも、早い段階からリハビリとボディイメージの再構築を進めることで、回復の可能性を広げられます。

小脳出血

小脳はバランスや協調運動を司る部位であり、ここに出血が起こるとめまいや吐き気、平衡感覚の乱れが顕著に現れます。場合によっては歩行や座位保持が難しくなるほどの症状を伴うこともあります。

小脳出血は急速に症状が進むため、頭痛や嘔吐を訴えたら早めの画像診断が大切です。手術の適応となるケースもあり、重症化を防ぐために迅速な対応が必要とされます。リハビリではバランス訓練や協調運動の訓練に重点を置きます。専門の理学療法士などと連携し、少しずつ日常動作を安定させるトレーニングを行うことで、生活の質を高めることができます。

脳幹出血

脳幹は呼吸や循環など、生きる上で最も重要な機能を司る中枢です。ここで出血が起こると意識レベルの低下や呼吸障害を引き起こしやすく、重症度が高いことで知られています。出血の程度が大きい場合、生命の危機に直結するため、救命措置や集中治療が長期にわたるケースもあります。麻痺も両側に及びやすく、リハビリの進行には時間と根気が必要です。

症状が安定すれば、可能な範囲でリハビリを少しずつ始めていきます。慎重なアプローチが求められますが、脳幹出血であっても継続的な取り組みにより生活動作の一部を取り戻せる可能性があります。

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脳出血・脳梗塞後の回復過程とリハビリの全体像

脳卒中後の回復は、一般的に急性期・回復期・維持期の三つの段階で考えられます。それぞれの時期には明確な役割があり、リハビリの目的も異なります。

急性期|命を守り、回復への土台を作る

急性期は、出血や梗塞の拡大を防ぎ、生命を守ることが最優先されます。血圧管理や合併症予防が中心となり、状況によっては集中治療が必要になることもあります。

この時期でも、全身状態が安定すれば、関節を動かす運動やベッド上での姿勢調整など、ごく軽いリハビリが始まることがあります。これは筋力低下や関節拘縮を防ぎ、回復期のリハビリをスムーズに進めるための重要な準備段階です。

回復期|集中的リハビリで機能回復を目指す

回復期は、脳が持つ「回復する力(可塑性)」が最も高い時期です。理学療法、作業療法、言語聴覚療法を組み合わせながら、歩行、片麻痺の改善、手の機能、言語や嚥下、高次脳機能といった課題に集中的に取り組みます。

この時期の関わり方によって、将来どこまで自立した生活が送れるかが大きく変わります。「回復期にどれだけ適切なリハビリを受けられたか」は、その後の人生に直結するといっても過言ではありません。

維持期|生活に定着させ、回復を積み重ねる

維持期では、回復期で獲得した機能を日常生活の中で使い続けることが中心となります。訪問リハビリや通所リハビリを活用しながら、再発予防と生活の安定を目指します。近年では、「保険リハビリだけでは足りない」「もっと集中的に取り組みたい」という理由から、自費リハビリを選択する方も増えています。

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脳出血後の主なリハビリメニュー

脳出血後のリハビリには、基本的な運動療法に加え、日常生活活動を再学習する作業療法、コミュニケーションや嚥下機能をサポートする言語聴覚療法が含まれます。それぞれ得意分野が異なるため、総合的なプログラムが大切です。

また、高次脳機能に問題がある場合は、認知訓練が取り入れられることもあります。記憶や注意力を鍛えるトレーニングを通じて、安全な在宅生活や社会復帰に向けてメンタル面のサポートも重視します。

装具の使用や、段差をなくすなどの環境整備もリハビリの一部と言えます。身体機能を補う工夫と環境調整を同時に行うことで、患者の自立を促しやすくなります。

理学療法(PT)の役割

理学療法では、主に運動機能の回復に焦点を当てます。麻痺の残る手足の関節可動域や筋力を改善し、バランス訓練や歩行訓練を通して基本動作の自立を目指すのが目的です。具体的には、関節をゆっくり動かすストレッチや筋力強化のエクササイズ、立位保持や歩行の練習が中心となります。患者の状態に合わせて運動量を調整し、無理なくトレーニングを行うことが大切です。

理学療法士が定期的に身体の状態をチェックし、進捗に応じてプログラムを微調整します。適切なタイミングで運動負荷を増やすことで、より効果的な回復が期待できます。

作業療法(OT)の役割

作業療法では、日常生活動作(ADL)を改善するための実践的な訓練を行います。食事や入浴、着替えなど、生活に欠かせない基本動作を再習得することに重きを置きます。

さらに、趣味活動や家事動作、社会参加を目的とした訓練も行われます。患者の興味や目標を取り入れることで、意欲的に取り組めるのが作業療法の特徴です。環境面の調整も作業療法の一部です。自宅や職場で安全に行動できるよう、家屋改修や福祉用具の選定をサポートし、患者が自立して生活できる環境を整えます。

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言語聴覚療法(ST)の役割

脳出血後に言語障害や嚥下障害が残る場合、言語聴覚療法が大きな支えになります。言葉がうまく出ない、相手の言うことが理解しづらい場合には、言語聴覚士による個別の訓練が有効です。

コミュニケーションの練習では、音読や会話のシミュレーションなどを通して、実生活に近い形で能力を取り戻していきます。嚥下が難しいケースでは、安全に食事をとれるよう段階的に飲み込みの訓練を行います。

言語聴覚療法は、患者の社会参加を後押しする重要なリハビリです。自宅でも復唱練習や簡単な会話ゲームを取り入れるなど、継続的なトレーニングが効果を高めます。

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片麻痺リハビリで大切な考え方

学習性不使用

片麻痺があると、「うまく動かないから使わない」「危ないから触らせない」といった状況に陥りがちです。しかし、この状態が続くと、脳がその手足を使わないことを学習してしまい、回復のチャンスを逃す原因になります。これを学習性不使用と呼びます。

大切なのは、完全に動かせるかどうかではありません。物を支える、触れる、動作に参加させるなど、できる形で関わり続けることが、脳と身体のつながりを保ち、回復の可能性を広げます。

片麻痺はどこまで回復するのか

片麻痺の回復には個人差がありますが、適切な時期に、正しい方法で、根気強くリハビリを続けることで、「全く使えない状態」から「補助手として使える状態」へ改善するケースは決して珍しくありません。

回復期を過ぎたからといって、可能性がゼロになるわけではありません。維持期においても、関わり方次第で変化は起こります。

麻痺やしびれ対策

片麻痺やしびれは、脳出血の部位や症状の度合いによって程度が異なります。リハビリでは、麻痺側の筋力強化や可動域の拡大を図る訓練を行い、日常生活動作をできるだけ自立して行えるようにサポートします。

また、装具や杖などを利用して、移動や歩行を補助することも多々あります。転倒予防のためには、バランス訓練や環境調整も欠かせません。麻痺やしびれはすぐには改善しないことが多いものの、継続的なリハビリにより徐々に動かしやすさを取り戻すケースは少なくありません。焦らず長期的な視点で取り組む姿勢が大切です。

自費リハビリという選択肢

自費リハビリの特徴

保険でのリハビリには、期間や頻度に制限があります。そのため、回復期を過ぎても機能改善を目指したい方や、片麻痺や手の機能に特化した訓練を希望する方にとって、自費リハビリは有効な選択肢となります。

自費リハビリでは、マンツーマンでの丁寧な評価や、目標に特化したプログラムが可能です。時間や内容の自由度が高く、「今の自分に本当に必要なリハビリ」に集中できる点が大きな特徴です。

導入前には、費用対効果や施術内容をしっかり確認し、自分の目標や症状を踏まえて吟味することが大切です。必要に応じて、地域の医療・介護専門家にも相談してみましょう。

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最新リハビリ技術の活用

医療技術の進化に伴い、脳出血リハビリにおいても新しいアプローチが注目されています。近年、脳神経系の復活を促す先端技術が次々と登場しています。リハビリロボットや装具の進歩によって、これまで以上に正確な動作訓練が可能になりました。

さらに、リハビリのデータを可視化し、デジタルツールを用いて進捗管理を行う取り組みも増えています。自分の進歩具合を客観的に知ることで、モチベーション維持の一助となります。最先端の技術を取り入れた自費リハビリプログラムも出現しており、公的保険ではカバーしきれない部分を補う形で患者の機能回復に寄与しています。

リハビリロボット・装具の利用

リハビリロボットを活用すると、患者の動作パターンを綿密に分析しながら、安全かつ正確な訓練を行うことができます。センサーが動きを感知し、適切なサポートや抵抗を提供するため、効率的に筋力や可動域を高められます。

装具の種類も多様で、足首の動きを補助するものや上肢の動きをサポートするものなど、症状に合わせて選択が可能です。日常生活における移動や動作を支え、リハビリの成果を日常に定着させる役割も果たします。

使用には費用や適応条件があるため、担当医やリハビリスタッフと相談しながら導入を検討するのが望ましいでしょう。新しい技術を上手に活かすことで、従来よりも早期に機能回復を実感できる場合があります。

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バイニーアプローチ

バイニーアプローチなど、脳の可塑性を高めることを目的とした先端療法が注目を集めています。左右の身体や感覚を同時に刺激することで、脳の特定領域を活性化し、麻痺の回復を促すという考え方です。

実践には専門的な指導が必要で、患者個人の症状や状態に合わせてプログラムを組み立てます。他のリハビリと並行して行う場合もあり、多角的なアプローチが高い効果を生み出します。先端療法はまだ研究段階の部分もありますが、一定の成果報告もされているため、今後さらに普及が期待されています。興味がある場合は担当スタッフや医師に相談するとよいでしょう。

在宅リハビリ

在宅生活では、日常動作そのものがリハビリになります。家族や介護者の関わり方は、回復に大きな影響を与えます。手伝いすぎず、できる部分を引き出し、小さな変化を一緒に喜ぶ姿勢が、本人の意欲と継続につながります。

リハビリは、症状の改善がゆるやかに進むため気持ちが折れることもあります。そのような時期こそ、周囲の励ましや成功体験の積み重ねが大切です。些細な進歩でも言葉に出して褒めるなど、リハビリ継続の意欲を支える工夫が求められます。

介護者側にも大きな負担がかかるため、適切な休息や外部サービスの活用など、“介護する側を支える仕組み”を整備することが大切です。一人で抱え込みすぎないことで、より長く安定したサポートを提供できます。本人と介護者を含めたチームで取り組む姿勢が、リハビリを成功に導く重要なポイントです。モチベーションの維持は、結果的にリハビリ効果を大きく左右する要素となります。

自主トレーニングの組み立て方

在宅で行う自主トレーニングでは、無理のない範囲で日々の負荷を設定することが大切です。例えば毎日3回、各10分程度の短い運動をこまめに行うことで、疲労の蓄積を防ぎつつ継続しやすくなります。

筋力トレーニングやストレッチ、手先の作業など、具体的に行う内容は担当のリハビリスタッフと相談しながら決めると安心です。できるようになったことを記録するなど、成果を見える化する工夫もモチベーション維持に役立ちます。

日常の家事動作や歩行なども、意識して行えばリハビリの一部となります。特別な器具がなくても、日常生活そのものをトレーニングに変えられる点が在宅リハビリのメリットです。

家族ができるサポート

リハビリは患者本人だけでなく、家族や介護者が一緒に取り組むことで成果を高められます。具体的には、無理のない程度に手伝い方を調整し、本来なら自力でできそうな動作は見守るなど、程よい距離感が大切です。

モチベーションを高めるため、些細な進歩も一緒に喜び合う姿勢を持つことが重要です。目標を共有し、少しでも達成できたらその都度褒めたり、進歩を記録しておくと本人の意欲を高めます。さらに、介護する側も定期的に情報をアップデートして、適切なケア方法やサポート技術を学ぶことが大切です。地域の介護教室や専門家からアドバイスを受けることで、互いに無理なくリハビリを継続しやすくなります。

再発予防と生活習慣の見直し

脳出血の再発を防ぎ、より健康的な生活を送るために見直すべきポイントを取り上げます。脳出血は、再発リスクを下げるための生活習慣の見直しが極めて重要です。特に高血圧管理は最優先事項であり、再度出血を起こさないよう適切な薬物療法と生活習慣の修正を行う必要があります。

食生活や運動習慣、ストレスケアなど、日常生活のあらゆる側面が再発予防に影響を及ぼすことを理解し、自分に合った最適な方法を見つけることが大切です。定期検査や専門医との相談を怠らず、血圧やコレステロールなどの数値を把握することで、生活習慣の改善が進みやすくなります。

脳梗塞を予防するために必要なこと5選

血圧管理と減塩・栄養バランス

高血圧をコントロールするためには、定期的な血圧測定と医師の指導が欠かせません。目標とする血圧値を設定し、薬物療法と併用しながら日々の食事や運動に気を配りましょう。

減塩も重要なポイントで、食品の成分表示を確認し、塩分を控えめにする工夫を習慣化することがおすすめです。また、野菜や果物、タンパク質などをバランスよく取り入れることで、血液循環を良好に保つ効果が期待できます。

家族全体で減塩食を心がけると、患者本人も続けやすくなります。調味料の使い方を見直したり、レシピを工夫したりすることで、無理なく食習慣を変えていくことが可能です。

ストレスコントロールと適度な運動

ストレスは血圧の上昇や自律神経の乱れを招きやすく、脳出血の一因となることがあります。気分転換やリラクゼーション法を取り入れることで、日頃のストレスをコントロールしやすくなります。

運動は血液循環を促し、血圧や体重のコントロールにも有効です。ただし、過度な運動は逆に体に負担をかけるため、ウォーキングや軽い筋トレなど、無理なく続けられるメニューを選ぶことが大切です。

適度な運動を習慣化することで、体力の向上と心身のリフレッシュを同時に得られます。医師の許可を受けながら少しずつ運動量を増やし、自分に合ったペースを見つけていきましょう。

脳梗塞は夏に多いって本当?

定期的な受診の重要性

脳出血を経験した方は、一度回復したからといって油断せず、定期的に医療機関を受診することが大切です。画像検査や血液検査、血圧管理のチェックを通じて、再発リスクを早期に把握できます。

医師や専門スタッフとの面談では、生活習慣のアドバイスや新しい治療法の情報を得られる場合があります。日々の変化を何となく見過ごしてしまわないためにも、定期的なフォローアップを欠かさないようにしましょう。万が一、再び頭痛やしびれなどの前兆を感じた場合は、速やかに医療機関で検査を受けることが重要です。早期の発見と対応が、深刻な症状の進行を防ぐカギとなります。

脳出血リハビリに関するQ&A

脳出血後のリハビリは「いつから始めればいいのか」「どこまで回復できるのか」など多くの疑問が寄せられます。個人差が大きいからこそ、早期リハビリの重要性や再発予防のポイントを把握しておくことが大切です。

また、退院後のリハビリの進め方や家族のサポート体制は、患者本人の不安を軽減するためにも具体的な計画が求められます。専門家のアドバイスを受けながら、悩みを一つずつ解決していきましょう。以下ではよくある質問を4つ取り上げ、ポイントを簡潔に整理します。

Q1. リハビリはいつから始めればいい?

脳出血の場合も、基本的にはできるだけ早期にリハビリを開始することが推奨されています。急性期においては、体の状態によってはベッド上での軽い訓練や座位保持など、無理のない範囲から始めることが多いです。

早期リハビリに取り組むメリットとしては、関節の拘縮や廃用症候群の予防が挙げられます。体を動かさないままでいると、筋力が落ちるだけでなく、日常動作がさらに困難になるリスクがあります。主治医やリハビリスタッフと相談しながら、状態の安定を見極めて適切なタイミングでスタートするのが理想です。

Q2. 機能はどこまで回復が見込める?

回復の程度は個人差が大きく、一概に「何%回復する」とは言いにくいのが現状です。出血部位や大きさ、年齢、合併症の有無など、複数の要因が関係します。

しかし、適切なリハビリを継続することで、思いのほか大きな改善を実感できる方も多くいます。特に回復期の集中リハビリが功を奏し、日常生活に大きく支障が出ないレベルまで機能を取り戻すケースもあります。大切なのは、長期的な視点を持ち、モチベーションを維持しながら諦めずに取り組むことです。焦りすぎず、一進一退でも続けていく姿勢が成果につながります。

Q3. 退院後のリハビリはどう進めればいい?

退院後は病院でのリハビリ頻度が減るため、自宅や地域の施設でのリハビリを主体とした生活に移行します。訪問リハビリや通所リハビリを利用し、必要に応じて自主トレーニングも取り入れるのが一般的です。

在宅でのリハビリでは、家族や介護者との協力が重要です。日常動作そのものが訓練の場となるため、無理のない範囲で本人の自立を促しつつ、見守りとサポートをバランスよく行うことが求められます。また、定期的に医療機関で経過を確認し、症状の変化に応じてリハビリの内容や強度を調整します。立ち止まらずに適切なチェックを受け続けることが、さらなる回復のカギです。

Q4. 再発リスクを下げるための対策は?

再発リスクを最も左右するのは血圧管理です。適切な薬物療法と減塩などの食事管理、適度な運動を続けることで、血管にかかる負担を軽減できます。また、定期的な受診で血液検査や画像診断などを受け、脳や血管の状態を把握しておくことも重要です。生活習慣病の管理やストレスコントロールも、再発予防に直結します。

万が一、頭痛や麻痺、しびれなどの前兆を感じた場合は、すぐに医療機関を受診してください。早期発見・早期治療が再発による重症化を避ける上で重要です。

まとめ

脳出血や脳梗塞からの回復は、決して短距離走ではありません。しかし、正しいリハビリを、適切な形で、あきらめずに続けることで、生活の中で「できること」を増やしていくことは十分に可能です。片麻痺があっても、自費リハビリを含めた選択肢を上手に活用しながら、あなたに合った回復の道を見つけていきましょう。

リハビリZONE岐阜では、『今よりもっと楽しい未来へ』を合言葉に、最先端の機器と専門的な技術・知識を駆使してあなたの回復を最大限サポートいたします。
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