自費リハビリで30年来の腰痛を治したい方のリハビリ体験レポート (Case 0023)

リハビリZONE岐阜でリハビリ体験プログラムを受けていただいた方の事例をご紹介します。

お悩み・症状

30年以上続く腰部痛があり、以前より何度もぎっくり腰になっておられました。10年ほど前までは名古屋にある治療院へ通院されていましたが、予約の取りにくさもあり次第に足が遠のいていました。最近は徐々に痛みが悪化してきて、調子が悪い時には股関節や臀部も痛くなってしまうため、何とか状況を改善したいと悩んでおられました。

姿勢について
胸椎が前弯・腰椎が後弯しており、通常の理想的な背骨のカーブとは反対の状態になっていました。背骨のアライメントが悪いために脊柱の伸びが悪く、結果として肩がすくんだような姿勢になっていました。

片脚立位
バランスが悪いために身体の真ん中に重心を保つことができず、立った脚の方に体幹を傾けることで安定させている状態でした。

歩行
脊柱の動きが悪いために、歩く時に体幹の回旋動作を上手く使えておらず、左右に重心がぶれてドタバタした動きになっていました。また、歩くラインも左右に蛇行している状態でした。

リハビリZONEを知ったきっかけ

ご友人から、”当施設で施術を受けて体が軽くなり、調子が良くなった” との話をお聞きになり、興味をお持ちいただきました。そのご友人に勧められて体験リハビリにいらしていただきました。体験リハビリ前の自費リハビリに対するイメージは、「そこまで大したものではない」というものでした。

リハビリ体験について

ボイタ法での施術を行いました。
まずは、仰向けの姿勢で背骨の伸びを引き出します。
次に横向きになり肩と股関節の支えを作っていきます。
最後にうつ伏せの姿勢で四肢と体幹の繋がりを強化することを目指しました。

<ご本人からみた変化>

<療法士からみた変化>
脊椎のアライメントが改善した事で、肩が下がり首が伸びたようにみえています。肩の余分な力も抜けている印象です。立った状態で手を高く上げる姿勢では、重心のラインが整いました。片脚立位の姿勢では、まだ足を上げた側にバランスが崩れてしまいますが、リハビリを重ねていく事で、今後改善が見込まれる状態です。歩行時には体幹の動きが出て、左手が自然に振れるようになってきました。歩くラインも蛇行せずに直線的になりました。1回目のリハビリとしてはポジティブな変化が多数見られました。

リハビリ体験のご感想

（アンケートより）
『非常に良い時間でした』という嬉しいお言葉をいただきました。体験リハビリでしっかりと変化を感じていただき、体験当日に一般リハビリレギュラープラン(10回)をご契約いただきました。

まとめ

今回は、長年にわたり腰痛にお悩みの方でした。週1回のマッサージを受けて、何とか今の状態を保つ努力をされていましたが、時間と共に症状が悪くなってきている感じがあり、不安に感じておられました。問題点は腰椎の変形があり、脊椎のアライメントが崩れてしまっているために立位姿勢を保つだけでも大きな負担がかかっている事でした。

今回は知人の話を受けて悩みを解消できるのではないかと期待を抱かれてご来館いただきました。リハビリでは腰に出ている問題だけにとらわれず、首や肩周りの支えの弱さ(支持性の低下)に起因する脊椎全体の問題と捉えてアプローチしました。脊椎のアライメントを改善し、四肢と体幹のつながりを作ることで、全身の支持性と動きの連動を作り、腰部にかかる負担を軽減していくという手法を用いました。このように、腰痛の原因が腰だけでなく身体の他の部位にあるということは決して珍しくありません。長年腰痛でお悩みの方は、是非一度体験リハビリを受けてみてください。