利用者の声
2024.06.26
自費リハビリの現実と可能性… <0060>
リハビリZONE岐阜でリハビリ体験プログラムを受けていただいた方の事例をご紹介します。
60代 女性
▶︎ 小脳出血によるバランス障害…
▶︎ 1回のリハビリでどこまで改善できるのか挑戦!
ーお悩みー
4年前から”字が書きにくい”ことを自覚されていましたが、日常生活には大きな支障がなかったため様子をみておられました。その数ヶ月後に、救急車で病院へ搬送され、小脳出血と診断されました。急性期病院での治療後、回復期病院に転院しリハビリを中心とした治療を行っておられました。回復期病院を退院後もバランスが悪く歩きにくいなどの症状があったため、介護保険を利用しデイサービスに通っておられます。デイサービスでのリハビリは集団体操などがメインであり、思うような改善が得られていない状態でした。
ふらつきがあり歩行が安定しない。
ゆっくりでないと歩けない。
というお悩みをかかえておられました。
ーリハビリZONEとの出会いー
リハビリZONE岐阜の看板をご覧になり、体験リハビリにお申し込みいただきました。自費リハビリというサービスがあることは全くご存知なかったとのことでした。
ー体験リハビリー
<評価>
歩行は、杖なしで監視下でなら可能でした。歩く時の姿勢は前かがみになっていて、ふらつく様子もみられました。特に、歩き始めや足を踏み出す・手を振るなどの動作をはじめる時に若干のぎこちなさがありました。
<リハビリの効果>
今回の体験では、60分のリハビリを行い、歩行時のふらつきや体幹の可動性が軽度改善しました。また、手を挙上する動作は明らかに改善がみられました。しかし、体験者様自身に納得していただけるような身体の変化を実感していただくには至りませんでした。
ー小脳の機能についてー
小脳は頭の後ろの方にあります。以下に小脳の機能について解説してみたいと思います。
小脳の機能
◉運動の調整
運動の開始、停止、速度、力の調整を行います。意図した運動がスムーズに行われるように制御します。
◉バランスの維持
身体の姿勢を保ち、バランスをとるための情報を統合します。内耳や視覚からの情報を処理して姿勢やバランスを調整します。
◉調節運動
複雑な動作をスムーズに行うための協調運動を担当します。例えば、歩行や手の動作などです。
◉学習と適応
新しい動作の習得などの運動学習に関与しています。例えば、自転車あに乗る技術を学ぶ際に重要な役割を果たします。
小脳が障害されると..,?
小脳が損傷を受けると、以下のような症状が現れることがあります。
◉運動失調
動作がぎこちなくなり、協調が取れなくなる。
◉平衡障害
バランスが取れず、ふらつき転倒しやすくなる。etc.
ーまとめー
今回の体験リハビリでは、利用者様に納得していただけるような結果を残すことはできませんでした。しかし、リハビリ中に変化が見られた部分もあり、リハビリを継続していくことで機能改善を得られる可能性は十分にあると感じました。リハビリは魔法ではないので、1回の施術ですべてが治るわけではありません。初回の体験でご自身でわかるような変化がなくても、小さな改善はほぼ必ず起きています。リハビリの回数を重ねていくことで、その効果が増幅し、最終的に大きな成果を出すことも可能となるのです。
また、私たちは、治療の内容や体験者様の身体の状態について詳しく説明することを心がけています。体験者様の現在の身体状況、目標を達成するために獲得すべき機能、その機能を獲得するために行うべきリハビリの内容などをじっくりとお話ししていきます。このような説明をする一番の理由は、体験者様に自分の身体の状態や日々の身体の変化を感じ取っていただきたいからです。そうすることによって、日常生活動作の中で意識する点や身体の使い方を効率よく学習していけます。結果として、意識して行なっていたものが何も考えずに無意識で行えるようになるのです。
もちろん体験者様の病態や症状は千差万別で、すべての方が完全に完治するわけではありません。しかし、体験者様が今よりも動きやすい身体になるために、少しでも日常生活が楽になるために、全力でサポートさせていただきます!
リハビリZONE岐阜では、『リハビリで笑顔を再生!!』を合言葉に、ボイタ法による施術とHAL®︎を用いた機能訓練を中心とした自費リハビリを行っております。これまでにリハビリで思うような結果が出ず諦めていた方、現在身体のことでお悩みのある方、もっとリハビリをしたいとお考えの方など、様々なニーズにお応えするための手段を多数ご用意しております。是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。
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