利用者の声
2024.11.19
自費リハで膝の痛みがとれて旅行に行けた! <0055>
リハビリZONE岐阜で1クールのリハビリを受けていただいた方の事例をご紹介します。
70代 女性
一般 レギュラープラン(60min×10回)
<リハビリの目標>
▶︎ 膝の痛みなく旅行にいきたい!
▶︎ 猫背を治したい!
リハビリ前のエピソード
10年前から膝の痛みが出現し整形外科を受診したところ、変形性膝関節症と診断されました。以降、整形外科での関節注射や電気治療を行いながら症状の寛解と増悪を繰り返されていました。畑仕事を行っていることもあり、半年前から痛みが悪化していました。リハビリ前は以下のような症状にお悩みでした。
<リハビリ前の自覚症状>
▶︎ 膝の痛みがあり、畑仕事ができない。
▶︎ 長時間歩けないため、旅行に行けない。
▶︎ じっとしていても膝が痛い時がある。
▶︎ 背中が丸まってきたなと感じる。
リハビリ開始〜序盤の身体の状態
【膝の状態】
まずは膝の状態を確認していきました。膝に炎症が起きていて、膝の熱っぽさはないものの、膝の腫れが少しあり安静時でも体勢によっては痛みがある状態でした。膝の曲げ伸ばしの動きでは、90°までは痛みなく曲げることが可能でした。しかし、それ以上深く膝を曲げると痛みが出現し可動域の制限もありました。
【歩行】
左足に荷重した時に膝の内反(O脚)が強くなり膝の内側に痛みが出現していました。上半身の硬さと荷重時の痛みから身体を固めるようにして歩行されておりました。そのため、歩行時のバランスが悪く、膝に大きな負担がかかるという悪循環に陥っていました。
実施したリハビリ内容
膝関節の状態を確認したところ、膝蓋骨(膝のお皿の骨)の動きが悪く、大腿四頭筋(太もも)が萎縮していました。膝蓋骨は大腿四頭筋の力を発揮しやすくする役割を持っています。膝蓋骨の動きが悪いと大腿四頭筋の力が発揮できなくなり、膝の安定性が低くなってしまいます。そのため、お皿の動きを改善させながら、患者さん主体で膝の曲げ伸ばしの運動を繰り返しました。リハビリの回数が重なるごとに徐々に膝関節の可動域が拡大し、屈曲(曲げる確度)が90°→110°まで可能になりました。
姿勢は、胸椎の後弯(背中の丸み)が強く、体幹軸上での回旋(コマの軸を中心に回る動き)が行えていませんでした。そのため、身体が横に振れ、左右への重心移動が大きくなることで膝への負担が増加していました。まずは姿勢の改善→次に歩行の改善と繋げられるように、うつ伏せや仰向けの姿勢をとりながら、身体の特定の部位を決まった方向に圧迫することで、身体の中に元々ある運動パターンを刺激し活性化していきました。これが当施設で主に用いるボイタ法のコンセプトです。
利用者様の声
ご利用者様からは以下のようなお声をいただきました!
・膝の痛みが改善し、数年ぶりに友達と旅行に行けた!
・歩行速度が上がり、友人と一緒に歩いていても置いてかれなくなった。
・友人から姿勢が良くなったといわれて嬉しかった!
・旅行中、不整地や坂を歩くときに痛みがある。次はそこを改善したい。
まとめ
今回のご利用者様は、数十年前に変形性膝関節症と診断されて膝関節の痛みから歩行や日常生活動作に支障がありました。私たちは、膝の変形自体を直すことは不可能ですが、膝の負担を減らすために多方面からアプローチすることが可能です。今回は、姿勢の改善や上半身の可動性を向上させることで歩行動作の改善を狙っていきました。結果として、歩行動作が改善し、歩行時における足への体重のかかり方が変化したことで疼痛が消失しました。
次の目標を「旅行先の不整地や坂を膝の痛みなく歩ける」とし、リハビリを継続していきます。
リハビリZONE岐阜では、『リハビリで笑顔を再生!!』を合言葉に、ボイタ法による施術とHAL®︎を用いた機能訓練を中心とした自費リハビリを行っております。これまでにリハビリで思うような結果が出ず諦めていた方、現在身体のことでお悩みのある方、もっとリハビリをしたいとお考えの方など、様々なニーズにお応えするための手段を多数ご用意しております。是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。
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