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利用者の声

2025.09.20

事例紹介 80代女性 ~進行性核上性麻痺・パーキンソン症候群~

はじめに

リハビリZONE岐阜では、さまざまなご病気やお悩みを持つ方が体験にいらっしゃいます。今回は、進行性核上性麻痺(PSP)とパーキンソン症候群をお持ちの80代女性の方のリハビリ体験を紹介します。これらの病気の特徴やリハビリのポイントもあわせてお伝えします。

進行性核上性麻痺(PSP)とは

  • 脳の大脳基底核や脳幹、小脳などの神経細胞が減少し、転倒しやすい・眼球運動障害・しゃべりにくさ・嚥下障害・認知症など多彩な症状が現れる進行性の病気です。
  • 初期はパーキンソン病と似た動作緩慢や歩行障害が見られますが、パーキンソン病治療薬が効きにくいのが特徴です。
  • 根本的な治療薬はなく、リハビリテーションによる筋力維持やバランス訓練、嚥下や発声訓練が重要とされています。

 

パーキンソン症候群とは

  • パーキンソン症候群は、パーキンソン病に似た症状(筋肉のこわばり、動作の遅さ、ふるえ、バランス障害など)を呈する疾患群の総称です。
  • 脳内の神経伝達物質「ドパミン」の減少が主な原因とされています。
  • 症状の進行を遅らせたり、生活の質を維持するために薬物療法やリハビリが行われます。

 

ご利用者様の主な症状
  • 転倒しやすくなった
  • すくみ足(一歩目が出づらい)
  • 身体のこわばり、動かしにくさ
  • 寝返りや方向転換が困難
  • 右手での細かい作業ができない
  • 声が小さく、会話がしづらい

 

リハビリ内容

ストレッチ・拘縮予防

  • 股関節・膝関節・足関節を中心に、可動域を広げるストレッチを実施
  • 寝返りや方向転換をスムーズに行えるよう、体幹の柔軟性も強化

筋力強化練習

  • 立位・座位保持筋の強化を中心に、すくみ足や転倒予防を目的としたトレーニング
  • 下肢の安定性を高めることで、立ち上がりや一歩目の踏み出しをサポート

ステップ練習・歩行改善

  • 一歩目が出やすくなるようなリズム練習や動作練習

  • パーキンソン傾向に対する「合図動作」や視覚刺激を活用した歩行練習

日常動作への応用練習

  • 寝返り、方向転換、立ち座りなど“できなくなってきた”動作に直結した練習

 

身体の変化や症状

交感神経の過緊張

ストレスや疾患によって交感神経が優位になると、筋緊張が高まりやすくなります。

筋肉の持続的収縮

肩や背中、腰部、首周囲などに筋緊張が集中し、慢性的なコリや痛みを引き起こす。

血流の低下

血管収縮が続くことで局所の血行が悪化し、酸素不足・代謝物の蓄積による疼痛が生じやすくなる。

姿勢保持筋の疲労

無意識に「力が入る」ことで、良肢位の維持が困難になり、円背や側方への傾きなど不良姿勢に。

呼吸パターンの変化

呼吸が浅くなり、胸式優位・口呼吸になりやすく、さらに姿勢や筋緊張へ悪影響。

症状として現れやすい部位・サイン

  • 頸部:肩こり、首の後ろの重さや硬さ
  • 背部:肩甲骨周囲の緊張、円背姿勢
  • 腰部:腰痛、立位保持の困難
  • 下肢:ハムストリングやふくらはぎの過緊張、足底のつっぱり
  • 全身:動作のぎこちなさ、すくみ足、姿勢保持困難、転倒リスク増加

 

リハビリでの対応と工夫

呼吸を意識させながらのリラクゼーション

腹式呼吸・呼吸筋ストレッチを導入し、自律神経のバランスを整えることで、筋緊張も緩みやすくなる。ストレッチ、軽度の圧迫で筋の筋緊張を緩和。
 

感覚統合的アプローチ

バランスパッドや触圧刺激など、感覚刺激で「安心感」を与え、自律神経の過緊張を抑える。

下肢の空間認知に対するアプローチ

「どうやって足を出せばいいかわからない」を支援する
脳卒中や進行性神経疾患などでは、足の位置感覚や動かし方がわからなくなることがあります。
これは「下肢の空間認知障害」と呼ばれ、以下のような訴えにつながります
  • 「どこに足があるのかわからない」
  • 「どうやって出せばいいかわからない」
  • 「動かしたいのに足が動かない」
  • 「ふらつく・怖い・つまづきそうで出せない」

よくみられる認知のズレ(例)

関節

 よくある錯覚・ずれ

    実際の危険

股関節

動かしたつもりで動いていない

  足が出ずに転倒の恐れ

膝関節

曲がっているつもりで伸びたまま

   つまずきや膝折れ

 

アプローチ

「今、自分の足がどうなっているか?」を感じる練習

例えば──
「今、どれくらい膝を曲げてると思いますか?」と質問して、
→ 実際の角度と比べてみる。
こうすることで、「思ってたより曲がってなかった!」と気づくことができるのです。

鏡や動画で“見ながら”動かす

自分の足の動きを見ながら確認することで、
感覚と動きのズレを調整する力が育ちます。
鏡の前での足踏み練習や、動画を見ながらの運動も効果的です。

感覚と視覚を「統合」する

実際のリハビリでは、
「このくらい膝が動いているよ」
「足はあと10センチ出せるよ」といった声かけと一緒に
手で膝を触れて意識を集中させるなど、五感をフル活用した練習を行います。

→このように、動かすだけではなく、
「感じる」・「イメージする」・「見て確認する」など、
脳と体のつながりを回復させるアプローチを行っています。

「なんとなく足が出しづらい」「転びそうで怖い」
そんな悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください。
感覚・動作・意欲を総合的に整えるリハビリで、
“できる”をもう一度、一緒に取り戻しましょう。

自律神経の緊張と筋肉の過緊張・姿勢不良への対応

自律神経の緊張によって生じる筋肉の過緊張や姿勢不良は、
本人の意志や努力だけでは改善が難しい場合があります。

こうした状態に対しては、神経モビライゼーション(神経系の可動性を引き出す手技)を取り入れることで、
過緊張の緩和、筋の柔軟性向上、姿勢改善に効果が期待されます。

病気と向き合うために大切なこと
  • 進行性核上性麻痺やパーキンソン症候群は進行性の病気ですが、リハビリや日常生活の工夫でできることを増やし、生活の質(QOL)を高めることができます。
  • 早めにリハビリを始めることで、転倒予防・筋力維持のサポートが期待できます。
  • ご本人やご家族が安心して過ごせるよう、専門スタッフがサポートいたします。

 

まとめ

ご利用者様の声

「今までにない体験でした」

これは、初めてリハビリZONE岐阜で施術を受けられた方の言葉です。

今回は自律神経系に対しての施術を多めにさせていただきました。

これまでいくつもの施術やリハビリを受けてこられた方でも、
「こんなに体が軽く感じたのは初めてです」
「心までふっと楽になった気がします」

といった感想を多くいただいています。

まだ知られていない選択肢

自律神経系に対する施術やリハビリは、
まだ医療や介護の現場では十分に普及しているとは言えません

ですが、実は──

  • 体のだるさ
  • 気持ちの落ち込み
  • やる気が出ない
  • 何をしても楽にならない慢性的な痛み

こうした「原因がはっきりしないつらさ(不定愁訴)」には、
自律神経の乱れが関係していることがよくあります。

リハビリZONE岐阜では、進行性核上性麻痺やパーキンソン症候群などの難病をお持ちの方も、一人ひとりに合ったリハビリプログラムでサポートしています。「自分にできることを増やしたい」「少しでも生活を楽にしたい」とお考えの方は、ぜひ一度体験にお越しください。

ご相談・体験は随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。

 

リハビリZONE岐阜では、『今よりもっと楽しい未来へ』を合言葉に、最先端の機器と専門的な技術・知識を駆使してあなたの回復を最大限サポートいたします。
リハビリは 「できることを増やし、次の目標に向かう挑戦の連続」 でもあります。私たちは、利用者様が 「もう変わらない」「限界かな」 と諦めるのではなく、「もっと良くなる」 という前向きな気持ちでリハビリに取り組めるよう、全力でサポートしていきます。
是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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