脳卒中のこと
2024.05.25
5月は脳卒中月間!?
☆5月はアメリカの脳卒中月間です☆
MAY IS NATIONAL STROKE AWARENESS MONTH
脳卒中は麻痺などの後遺症を残すだけでなく、日本では死亡原因の4位、アメリカでは5位を占め、命に関わることもある重篤な病気です。アメリカでは4分に1人のペースで脳卒中による死者が出ているというデータがあります。
脳卒中は早期発見・早期治療が重要とされていますが、一番大切なことは“予防すること”です。しかし、一般の方々への脳卒中に関する知識の普及は十分とはいえず、高血圧や糖尿病が脳卒中のリスクとなることを知っているのは一般市民の4割、というのが現状のようです。
5月はアメリカでの脳卒中月間なのですが、日本での脳卒中月間はいつなのでしょうか…?
日本では公益社団法人 日本脳卒中協会によって脳卒中月間は10月に定められているようです!なぜアメリカと違うのか気になったので少し調べてみました。(ちなみに毎年5月25日〜31日は日本でも脳卒中週間に定められています。)
日本脳卒中協会のHPによると、“2021年から10月を「脳卒中月間」に制定し、集中的に啓発活動を行うことにしている”と記載されています。これはどうやら世界脳卒中機構が毎年10月29日を世界脳卒中DAYに定めていることに由来するみたいです。日本ではより多くの皆様に知っていただくために1日だけではなく10月を通して普及啓発事業を行なっているのですね。
アメリカと日本では、脳卒中月間がそれぞれ5月、10月と異なるのですが、それは病気の発生しやすい時期と関連があるように思います。
脳卒中は冬に発症することが多いというイメージがあるかもしれません。実際に冬には脳の血管が破れて起こる「脳出血」や「くも膜下出血」が多く発生します。一方、「脳梗塞」の発症は夏場(6~8月)に増えることが知られています。夏場は脱水になりやすいため、血液が濃縮し血管が詰まりやすくなってしまうことが理由だと考えられています。夏に脳梗塞が増えるのは少し意外かもしれませんね?
脳梗塞の発生数が増える時期の少し前である5月、脳出血の発生数が増える少し前の10月にそれぞれ啓蒙活動をするのは理にかなっているように思います。今月もあと少しですが、脳卒中に関する知識の啓蒙をしていきましょう!
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