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2024.02.11

脳出血発症から8年経過しても自費リハビリで改善の可能性はある!リハビリ体験レポート<0038>

リハビリZONE岐阜でリハビリ体験プログラムを受けていただいた方の事例をご紹介します。

脳出血発症から8年経過しても自費リハビリで改善の可能性はある!リハビリ体験レポート<0038>

70代 女性
▶︎ 脳出血後、8年が経過
▶︎ 麻痺側の左足を引き擦り歩きにくい
▶︎ 少しでも改善を目指して日々リハビリ中

 

お悩み・症状

8年前に脳出血を発症し急性期病院に搬送されました。その後、回復期病院に転院し3ヶ月程リハビリを行い、退院後は通所リハビリを週に2回ほど利用しながら継続的にリハビリを行なっておられました。改善を目指してリハビリを続けておられたものの、以下のような症状にお悩みでした。

<リハビリ前のお悩み>
・左足の裏が痛くて歩き辛い
・長い距離歩くと疲れるため買い物に行けない
・手すりを使っての階段昇降が困難

 

リハビリZONEとの出会い

整体での施術を受けられた事があったようですが、今回体験にいらっしゃるまで自費リハビリの存在はご存知なかったとのことでした。現在、通所されている施設のリハビリ職員からリハビリZONE岐阜のことを紹介され、体験リハビリを申し込みされました。

リハビリ体験について

療法士の評価(リハビリ前)

左片麻痺の後遺症がありますが、左手の動きは比較的良好でした。一方で、左膝の屈伸運動や左足の動きが制限されている状態でした。そのため、歩行動作では左足の蹴る動作や足を振り出す動作に問題があり、結果として足を引きずるような歩き方になっていました。また、脊椎が曲がってしまい背中から腰にかけて丸みが強くなっていました。歩行時の体幹の捻りの動きもかなり少ない印象でした。リハビリ後に姿勢の改善や身長の変化があるかを確認するため身長測定も行いました。

実施したリハビリ内容

今回の利用者さんは「歩行時の背骨の丸みや歩いている際の体幹の動きの少なさ」に問題があると考え、その問題を引き起こしている胸郭や背骨周囲の筋肉の硬さを改善されることに焦点を置きリハビリを行なっていきました。姿勢の崩れの原因となっている背骨の歪みや伸びなさが改善されることにより、背骨から手足までの筋肉が正常な位置で働くことができ、本来の力を発揮しやすくなります。そのような状態をリハビリで作り上げていくために、ボイタ法の施術を行い体を支えるための筋肉の収縮を促していきました。

脳出血発症から8年経過しても自費リハビリで改善の可能性はある!リハビリ体験レポート<0038>

リハビリ後の変化

上の写真のように歩行時の姿勢が改善されました。これは、リハビリによって胸郭(肋骨)や体幹の動きがよくなってきたためです。歩く際の体幹の動きが良くなったことで、結果的に手の振りもスムーズになりました。それに伴い体幹から足にかけての連動性が向上し、左足の振り出し動作も力強くなり足を引きづるような歩容は少し改善しました。足がしっかりあがると転倒のリスクも小さくなるため、これは歩行動作においては非常に大切なポイントなのです。歩行という数値化しにくい部分以外にも、リハビリの前後で改善した点がありました。

<改善ポイント>
◉ 身長:147.4→148.2㎝
◉ 立ち座り(5回):16.5→12.1秒
◉ グーパー運動(10回):右8.3→8.3秒 左11.2→9.3秒

90分のリハビリで身長が約1cm(8mm)高くなったことは、姿勢が改善した事を裏付けるデータです。また、立ったり座ったりする動作を5回繰り返すテストでも、立ち座りに要する時間が大幅に短くなりました。もともとそれほど問題のなかった左手の巧緻運動もリハビリによりさらに改善がみられました。

脳出血発症から8年経過しても自費リハビリで改善の可能性はある!リハビリ体験レポート<0038>

リハビリ体験のご感想

(アンケートより)
ご本人にはリハビリの前後で撮影した、ご自身が歩いておられる様子を確認していただき、足の振り出しがスムーズになっている点や歩行スピードが向上していることをお伝えしました。客観的には様々な点で改善がみられ、ご本人にもそれらの改善点について認識はしていただけたのですが、ご本人の感覚として歩きやすくなるなどの効果を実感していただくことは難しかったようです。最後には安心してリハビリを受けることができました。良かったです。というお言葉を頂戴しました。

まとめ

今回は、脳出血を発症されてから8年が経過されている方にリハビリを体験していただきました。普段は、通所リハビリでのリハビリを行なっておられますが、さらなる改善がしたいということで今回体験リハビリ受けていただきました。「歩く際に左足を引きずってしまい歩きにくい」というお悩みがありましたが、体幹の筋活動や可動性の改善と左足部の動き向上によりリハビリ前よりスムーズな歩行が可能となりました。1回のリハビリで得られる改善度合いには限界があるため、今後もリハビリを継続することで更なる改善が見込めるのではないかと感じました。一般的に、脳出血・脳梗塞後の後遺症は回復の程度が頭打ちになってしまいますが、発症から数年経過してからでも十分なリハビリを継続していくことで改善の可能性があります。脳卒中後の麻痺などでお悩みの方は是非一度体験リハビリを受けてみてはいかがでしょうか。

リハビリZONE岐阜では、『リハビリで笑顔を再生!!』を合言葉に、ボイタ法による施術とHAL®︎を用いた機能訓練を中心とした自費リハビリを行っております。これまでにリハビリで思うような結果が出ず諦めていた方、現在身体のことでお悩みのある方、もっとリハビリをしたいとお考えの方など、様々なニーズにお応えするための手段を多数ご用意しております。是非一度、体験リハビリを受けてみてください!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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