脳卒中のこと
2024.07.06
脳梗塞には起こりやすい時間帯がある!?
脳梗塞が起きやすい時間帯があるってご存知でしたか?
脳梗塞はいつ起こる?
実は脳梗塞には起こりやすい時間帯というのがあります。ただし、どの時間帯に起こりやすいかは脳梗塞のタイプによって違うのです。脳梗塞には大きく分けて、アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞・心原性脳塞栓症の3つのタイプに分けられます。それぞれの病気が起こりやすい時間帯について解説していきます。
アテローム血栓性脳梗塞
アテローム血栓性脳梗塞は安静にしている時に起こりやすいと言われています。特に、夏の暑い日の朝に目覚めたら麻痺を起こしていた、というケースが少なくありません。これは、寝ている間に汗をかいて脱水状態になり、朝起きた時に血圧が急に高くなることで発症すると考えられています。脱水状態で血液がドロドロになって詰まりやすくなること、身体を動かし始めたりすることで血圧が急激に変動することがリスクを高めます。
ラクナ梗塞
ラクナ梗塞も、アテローム血栓性脳梗塞と同じようなタイミングで発症しやすいと言われています。場合によっては咳やくしゃみをしたことがきっかけとなって脳梗塞を発症する場合もあります。
心原性脳塞栓症
心原性脳塞栓症は心房細動などの心臓の病気が原因となって発症するタイプの脳梗塞です。これは日中に発症することが多いと言われています。トイレでいきんだり、ふと身体に力を入れたりした瞬間に心臓の中にできていた血栓が血流にのって脳に飛んでいくことで起こります。
まとめ
脳梗塞が起きやすい時間帯は、アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞は夏の暑い日の朝、心原性脳塞栓症は日中にトイレでいきんだり、身体に力を入れたりした時、です。これらを予防するためには脱水にならないように水分の摂取を心がけたり、脳梗塞のそもそもの原因となる病気をきちんと治療したりすることが大切です。これから暑くなりますが、脳梗塞には十分に注意して過ごしましょう。
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